更新日:2025年01月13日
今回は、ドライヘッドスパ専門店の初回クーポンについての内容です。
ホットペッパービューティーなどのクーポンサイトや、自社のホームページで初回クーポンを導入しているドライヘッドスパ専門店は多いと思います。
新規顧客を獲得するため、魅力的な割引や特典にしているが、思ったほど集客が出来ていないサロンもあるのではないでしょうか?
そのような時は、初回クーポンの内容を見直しても良いでしょう。
執筆者:一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長 江口征次
ドライヘッドスパは、シャンプーをするウェットタイプのヘッドスパはとは異なり、美容師・理容師の面鏡は必要ありません。
国家資格が必要なく、誰でも行える施術ということもあり、エステや整体院でもドライヘッドスパを提供しています。
また、コメディカルともいわれ、国家資格が必要な整骨院や鍼灸院でも、資格免許をもたない受付スタッフや、アシスタントの方にでもドライヘッドスパなら施術可能なため、院内でメニュー化している場合があります。
クーポンサイトのホットペッパービューティーでもドライヘッドスパ(ヘッドマッサージ)がご利用できるサロンが増えています。
<参考>
ホットペッパービューティー「関東エリアすべて:サロンを探す」より
※サイト内フリーワード検索(実施日:2025年1月13日)
美理容室や治療系サロンを含めたサロン業界全体において、ドライヘッドスパ(ヘッドマッサージ)は人気のメニューになりました。
クーポンサイト内でも、エステサロンによる美容に特化したドライヘッドスパや、整体院による眼精疲労に特化したドライヘッドスパ、鍼灸師による東洋医学やツボ押し効果7に特化したドライヘッドスパなど、多種多様な初回クーポンを見かけます。
しかし、ドライヘッドスパ(ヘッドマッサージ)専門店として営業しているサロンは、まだ少ないように思います。
まだ少しニッチな立ち位置にあるドライヘッドスパ専門店が、「専門店ではないサロンのドライヘッドスパより優れている」と認識していただけるように努めていくことが今後のサロン経営・集客の課題になりそうです。
東京・大阪・名古屋・福岡など都市部においては、ヘッド専門店であってもニッチとまで言えないぐらいに競合が増えています。
ドライヘッドスパ専門店の中でも、さらに独自の特徴を打ち出す必要があり、それをクーポンとして「言語化して伝える」というハードルがあります。
一度、施術を受けていただければ、自分たちの良さを知っていただけるのですが、特徴や魅力をクーポンにする(言葉に置き換え掲載する)のはとても難しい作業です。
ドライヘッドスパ専門店と聞くと、「料金が高いのでは?」と思われても仕方がありません。
一般のお客様が持つドライヘッドスパ専門店のイメージは、「ドライヘッドスパ専門店には、頭皮(頭部)のほぐしやケアの専門家であるヘッドセラピストが勤務し、専門性が高いアドバイスが受けられる」と認識しているからです。
専門店にプロフェッショナルな技術や知識・アドバイスの提供を求めているのは間違いありません。
だからこそ、専門店のヘッドセラピストは、お客様の期待に応えられるように、解剖学や脳科学などを学んでいく必要があります。
お客様の期待にお答えできるようになると、リピーター客も増えることが想定できます。
リピーターが多く、常連客のみでご予約が埋まるようになれば、新規客獲得に悩む必要がなく、初回クーポンをあれこれと頭を悩ませて考える必要もなくなります。
新規客が少なく困っているようであれば、初回クーポンを魅力的にすることが求められます。
とはいえ、初回クーポンが魅力的であったとしても通いづらい場所にあるサロンは、どうしても集客が落ちる傾向にあります。
例として、わかりやすくするため、料金で魅力を比較します。
技術やサービスが同じであれば、価格がリーズナブルな店を選ぶのが一般的な消費者の傾向です。
仮に、駅から離れた住宅街にある、あなたの自宅サロンが60分コース2980円のお得な初回クーポンを提供していても、誰もが通いやすく、便利な駅前にあるサロンが、60分コース3300円ならどうでしょう。
このぐらいの価格差なら、便利で通いやすい駅前のサロンを利用するのではないでしょうか?
真っ向から価格競争をして、60分コース1650円にするのは現実的ではありません。
このように、価格・料金だけでサロンの魅力を伝えるのは経営的に難しく、リスクを伴います。
一生懸命に頑張っているのに報われないサロンにならないように対策が必要となります。
初回クーポンを見直し、地域で一番魅力的なクーポンを提案することができれば、新規集客数がアップする可能性があります。
しかし現在は、多くのエステ・整体院・整骨院・鍼灸院・美容室・理容室でもドライヘッドスパを提供するケースが増えています。
そのため、ドライヘッドスパ専門店としての存在意義(意味・価値・重要性)がお客様に伝わりにくくなっています。
ドライヘッドスパ専門店の経営者は、「専門店であることの存在意義」を全面に押し出すために、「専門店の施術はここが違う!」といった価値が伝わるメッセージをSNSやホームページ、クーポンサイトで情報発信して差別化を図るようにしましょう。
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
理事長 江口 征次
癒し以上を提供するドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家
ヘッドライフなど複数WEBサイトの管理人
2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも訪れる人気講座を主催している。
東京代表
大八木さとこ
セロ活アドバイザー代表
セロトニンDojo認定セロトニントレーナー
睡眠健康指導士
感涙療法士
科学的根拠がある癒し・セロトニン活性を軸に様々な施術の指導をしています。
このサイトは、スクール現役講師が東京都でドライヘッドスパ資格講座の受講を検討されている方に向けた情報を掲載しています。
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