更新日:2024年12月26日

有言実行の力で、ドライヘッドスパサロン開業・経営成功に導く

忙しい日々の中で、目標を見失いがちな時はありませんか?  

 

客様への最高のサービスを提供するには、ただ夢を描くだけでは足りません。  

 

有言実行の精神を持ち、目標に向けて着実に努力を積み重ねることが不可欠です。

 

講師(江口)

「有言実行」とは、自ら発言したことに責任を持ち、それを確実に成し遂げることを意味します。  

 

この姿勢を持つことで、サロン経営または、ヘッドセラピストとして、大きな信頼と成果を得ることができます。

 

執筆者:一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長 江口征次

 

ドライヘッドスパ講座を修了したら有言実行!

 

「有言実行」という言葉は、「不言実行」(言わずとも行動に移すこと)から派生しました。

 

つまり、「自分が発した言葉に責任を持ち、それを必ず実行する」という姿勢を表しています。

 

ドライヘッドスパ資格講座を修了して、ヘッドセラピスト資格を取得するまでが目標でしょうか?

 

資格をとったら気が緩んでしまう人も多いですが、多くの受講者は、ドライヘッドスパサロン開業といった目標があり、そこがスタート地点でもあります。

 

それまでの道のりは、家族など周りの人の協力も必要かと思います。

 

一歩一歩、前へ進む有言実行の姿勢で取り組むことが、周囲からの信頼を築く第一歩であり、ヘッドセラピストとしての自信をつける道のりです。

 


 

具体例:有言実行が生む信頼

 

資格取得の後、「ドライヘッドスパサロンを1年以内に開業する」と宣言し、計画を立てて実現したヘッドセラピストは、お客様や同業者から尊敬される存在となります。

 

資格講座を受講する際、「毎日必ず復習する」と決めて実践することで、短期間で技術を習得し、ドライヘッドスパと相乗効果が得られる施術メニューやアドバイザーなどの専門知識を学ぶことで周囲の信頼を得ることができます。

 

ドライヘッドスパ専門店の独立開業を目指す人が「不眠の方の快眠を全力でサポートする」と誓い、有言実行でサポート体制を整えることで、お客様の信頼を勝ち取ります。

 


 

ヘッドセラピストに求められる「言行一致」

 

有言実行の類義語として用いられるのが、言行一致です。

 

「言行一致」とは、自分の言葉と行動が一致していることを指します。

 

ドライヘッドスパサロンの独立開業を目指すヘッドセラピストにとって、この姿勢は非常に重要です。

 

自らの発言を行動で示すことで、スタッフやお客様からの信頼を得ることができます。

 

例として、次のようなシーンが挙げられます。

 

 サロン経営者として「技術向上のため常に学び続ける」と宣言し、ドライヘッドスパの練習会に積極的に参加する。

 

 サロン開業を目指す中で「期限までに事業計画を完成させる」と公言し、その目標を着実に実行する。

 

 ドライヘッドスパサロンの経営者として、「お客様第一主義」を掲げ、専門性が高いアドバイザー資格を取得する。

 

言行一致を心がけることで、言葉に重みが増し、応援してくれる周囲の仲間や将来のお客様から信頼を得ることができるヘッドセラピストになっていきます。

 


 

サロン運営における有言実行のメリット

 

ドライヘッドスパサロンを経営するうえで、有言実行の姿勢は次のような効果をもたらします

 

 信頼の構築

お客様やスタッフとの約束を守ることで、信頼されるリーダーとなります。

 

 成功への近道

目標を口に出し、それに向けて行動することで、目標達成が現実的になります。

 

 自己成長

言葉に責任を持つことで、自らの行動力や決断力が鍛えられます。

 


 

実直(じっちょく)の大切さ

 

「実直」とは、素直で誠実な性格を指し、正直で飾り気のない様子を表します。

 

ドライヘッドスパサロンで働くヘッドセラピストにとって、この性質はお客様や同僚からの信頼を築くうえで欠かせません。

 

資格講座やスクールで学んだ知識や技術を誠実に活用し、日々の業務に取り組む姿勢は、サロン全体の信頼性向上につながります。

 

次のような行動が「実直」を体現する例です。

 

 資格取得を目指して努力を惜しまず、学んだことを正直に行動に移す。

 

 スクールで学んだ理論を正確に実践し、お客様に誠実なサービスを提供する。

 

 サロン経営において、不正を避け、透明性を重視する。

 

実直な姿勢を持つヘッドセラピストは、サロンの安定した成長や躍進が期待できます。

 


 

信頼を失う言動「言行齟齬」

 

「言行齟齬」とは、言葉と行動が一致しないことを指します。

 

ドライヘッドスパサロンの運営やサロン経営において、この状況が生じると、お客様やスタッフの信頼を大きく損ねる可能性があります。

 

例えば、以下のような場面が挙げられます。

 

 ドライヘッドスパ資格講座で「復習をしっかりする」と約束しながら、それを怠る行動。

 

 サロン開業時に「高品質のサービスを提供する」と宣言したのに、施術の技術が伴わない場合。

 

 スタッフに「お客様を第一に考える」と伝えながら、実際には利益優先の方針を採る。

 

ヘッドセラピストとして、言葉と行動が矛盾しないよう意識することが、プロとしての信頼を築く第一歩です。

 

 

<その他、注意すべき点

 「一流のセラピストが施術」と宣伝しながら、スタッフが十分な技術を持っていない場合。

 

 施術やセラピストの経歴、実績の内容を誇張して宣伝し、お客様が期待したサービスを得られない。

 

 高級感を打ち出したサロン運営でありながら、設備やサービスがそれに見合わない場合。

 

ヘッドセラピストとして、サロンのブランディングと実際のサービスが一致するよう努めることが、長期的な成功を支える重要な要素です。

 


 

サロン開業を目指す皆様へ

 

ドライヘッドスパ講座受講や資格取得、サロン開業・運営には、有言実行の精神が必要不可欠です。

 

資格を取得したら、ヘッドセラピストとして、または一社会人として、目標を設定し、それを実行するプロセスを通じて、自分自身の成長と周囲からの信頼を勝ち取ることができます。

 

いつもでも、有言実行の姿勢を持ち続け、着実に目の前の目標を達成することで、理想的なキャリアを築き上げましょう。

 

それが、ヘッドセラピストとしての成功と、サロン経営の繁栄をもたらします。

 

何かと忙しい毎日ですが、有言実行を日々の生活に取り入れ、理想のサロン開業を実現しましょう。

 

そして、あなたのドライヘッドスパサロンが、お客様とスタッフから信頼される場所となるよう、開業後も有言実行を大切にしてください。

 

それが、プロフェッショナルとしての成功への鍵となるのです。

 

サロン経営者となったら、「言行齟齬」を避け、実直な精神で行動することが求められます。

 

お客様との信頼関係を築くためには、言葉と行動を一致させ、約束を守り、質の高いドライヘッドスパの技術や、関連する専門性が高いアドバイスを提供することが不可欠です。

 

ヘッドセラピストとして、これらの教訓を日々の業務に活かし、理想のサロン作りを目指しましょう!

 

<参考>

Domani 働く40代は、明日も楽しい!|有言実行とは? 言葉の成り立ちと使い方、類義語や対義語まで解説【教員監修】

 


ヘッドセラピスト江口

この記事の執筆者

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会

理事長 江口 征次

癒し以上を提供するドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

ヘッドライフなど複数WEBサイトの管理人

2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも訪れる人気講座を主催している。

 


講師|ヘッドセラピスト大八木(東京代表)

東京代表

大八木さとこ

セロ活アドバイザー代表

セロトニンDojo認定セロトニントレーナー

睡眠健康指導士

感涙療法士

科学的根拠がある癒し・セロトニン活性を軸に様々な施術の指導をしています。